Tの備忘録

ダイアリーや書評など。

まなびファインド

2017年がスタートし間もない1月の半ばのことである。
渋谷桜ヶ丘のカフェでのランチアポがあった僕は相手とは初対面ながらも気さくに会話することができていた。

注文した料理はチキンソテー。
少量のライスに150gほどのチキンソテーが2枚盛り付けられている。ランチは食べ過ぎると眠たくなり午後イチの仕事にまあまあ支障を来すのでライスが少なめであることは非常に有難い。しかし合わせておよそ300gほどのチキンソテーとスープがつくので満足感はかなり高い。
もっとも僕が普段から筋トレをしていればより一層良かったのだが。

テーブルではお互いの仕事の話や業界の話、技術的な話など様々なテーマについて意見したり実情を話したりした。
相手の見た目は若く見えるがどうやら僕よりも10歳は年上のようで、僕のような若輩者の話もしっかりと聞いてくれる。
3つ以上年が離れ、知識や経験に明らかな隔たりがある人と共に働いたり過ごすことがこれまでほとんどなかったので彼らの落ち着いた態度や物腰柔らかな口調には感服させられた。

さてそんな有意義で貴重な時間も終わりに近づく頃。
相手の男性がこんなニュアンスのことを言った。

「人と会って話すだけでも学びがある。人と会って自分からも話してアウトプットを出す。人と会ったらせっかくの縁なのだから話を聞くだけではなく自分からも何かを提供した方がいい。」

その日僕は普段よりも言葉数は随分と多い方であったと思っていたが、もしかするとそれでも少なかったのかもしれない。
いや、それはただの彼自身の哲学なのかもしれない。
ただ、どちらにせよその一言は僕にとって恐らく2017年最も影響を与えた一言となるであろうものだった。

たったその日まで僕は、どうにも自分に自信が持てずにいた。
大学4年というコンピューターサイエンスを専攻している学生らよりも圧倒的に遅いタイミングで、基礎をすっ飛ばしとりあえず動くシステムを作るということに注力してきた僕はその技術分野においてコンプレックスを抱いていた。

またそんな状態でベンチャー企業という1人のパフォーマンスが全体のパフォーマンスに大きく寄与する環境に身を置いていたがために、そのコンプレックスはより一層大きなものとなり僕自身に根付いていた。だからこそ人に自分の浅さを知られたくはないと、会話において自分から話すことを避けてきた。
それはもはや会話ではないだろう。

だからこそ、この一言は僕にとって目から鱗であった。

せっかくの縁。自分からもアウトプットを出す。何か提供する。

僕の浅い知識や経験をひけらかしたところで誰が得をするのか。
また一方で自分の知識や経験を自ら話すなど、自分自身をよく見せるための厭らしいセールストークのようにも感じていた。

しかし、人と人との出会いは縁だった。
その縁を、時間を、相手にとって有意義なものとするべく僕は僕が知ることや経験を話すべきであった。
いや、そこまで劇的な口調でそう言われたわけではないが僕はそう考えそして納得した。

これまで僕が出会ってきた人たちや、聞くばかりで何も提供してこなかった友人たちに謝りたい。
そしてこれからは人と話したい。
僕の知り得た知識や経験を話し、全ての縁をできるだけ有意義なものとできるよう頑張りたい。

後日談

なんだかエモく、ポエムのような、またはメンヘラのような文章になってしまいましたね(辛い)

技術的な領域にコンプレックスを抱いていたのは確かなんですが、それは技術的なことやプログラミング、科学技術が好きで常に探求し続ける人たちを心から尊敬しているからであるとも思います。

自分もいつからか科学や技術というものに面白さを感じるようになり、その思いは決して小さなものではなく実際に自分でプログラミングをしてものを作ったりしてみて、科学技術の深みに近づこうとしているのに凄い人たちは沢山いて、全然敵わないどころか自分の進歩よりも世の中の進歩の方が圧倒的な速さで進んでいるという悔しさや虚無感に苛まれる瞬間があるというだけです。

実際には自分自身をそんなに卑下することもないだろうと思うところもあり、僕の技術力や人間性を買ってくれ一緖に働こうと声をかけてくれる人たちもいます。僕自身もこれまでの努力や出してきた成果に関しては自信を持っているし、だからこそこれからももっと沢山のことができるようになると思っています。

それでもやはり他人と比べて落ち込んでしまう瞬間というのは月に1度くらいは訪れてしまいますね〜。そんなこんなで自分が天才だったら良かったのに!という気持ちが滲み出てしまった「まなびファインド」でした!笑

最近では(と言ってもここ1週間ほどですが)思ったことや考えたことをブログに書いてみているので明日からも頑張ります!(こんなアウトプットでも嫌いにならないでくれると嬉しい!)